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Q1でも述べた様に、生コンはセメント・水・骨材・混和材料を練り混ぜたたものです。
これらの材料は重さ(比重)がそれぞれ違います。
生コン工場で練り混ぜたコンクリートをそのまま運ぶと、車の振動も影響して重い材料はミキサー車のドラムの下に沈み、水のように軽いものは上昇して各材料が分かれてしまいます。
このことを材料の分離といいます。
せっかく工場のミキサで均一に練り混ぜたコンクリートが、運搬中にバラバラになってしまうと、セメントの多い部分や骨材の多い部分に分れ、打設したコンクリートも一体にはなりません。
このような材料の分離を防ぐために、ある程度の攪拌(かくはん)が必要です。
そこで、生コンコリートの運搬途中や現場で待機中にアジテータ車のドラムを回転させて、ドラムの内部に付いているミキシングブレートという羽でコンクリートを攪拌しているのです。
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